2020年6月12日金曜日

【初めて東豊永に来た時と今の印象の違い⑤】

こんばんは🌟

最近雨が多く、本格的に梅雨が始まりそうですね。☔🐸
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
私はもう6月か…と驚きつつ、洗濯を回しています。


さて、今日のテーマは「初めて東豊永に来た時と今の印象の違い」
前回お話した通り、私は実習地を自然の豊かさに惹かれたからという理由で選びました。
実習が始まったばかりの頃はただただ景色に圧倒され、言われたこと、頼まれたことをやることに精一杯でした。
そして、実習地に数回、また数回と足を運んで行くうちに余裕が出てきて、ようやく周りが見えるようになっていきました。
例えば、畑ひとつにとってもここは丁寧に手入れされているな、とか、ここの道はいつも綺麗だなと気づくようになりました。


この記事を書くにあたって、私が印象に残っている「土地は御先祖様からの借り物」「自分たちの住むところは自分たちで管理する」という2つのエピソードをピックアップしたいと思います💭


一つ目の「土地は御先祖様からの借り物」という言葉。これは土地を大切に扱うひとつの理由だそうです。これはヒアリングの際ににお聞きしました。東豊永に限らず、山で暮らす方々はこのように考えることが多いと思うと仰っていました。
正直、引越しを繰り返してきた私にとって「土地を守る」という概念はあまりなく、初めて聞いた時はピンときませんでした😧?
未だ理解には至っていませんが、実習を続けてきて、お墓の前にいつも綺麗な花が飾ってあったり、墓や畑の手入れがきっちりなされていたりする光景を見て、これって御先祖への敬意も含まれているのかなと感じることは多くありました。その概念を知れたことはひとつの学びだと思っています。😌


二つ目は「自分たちの土地は自分たちで守る(管理する)」について。これはエピソードが沢山ありすぎるくらい、東豊永に来てから感じることです。
道役という集落が集まって道や側溝を掃除する行事があったり、歩いていても水の流れが悪くならないよう家周辺の溝から泥を掻き出している方を何度も見かけたり…他にも木を切ったり、草を抜いたり。本当に沢山ありすぎて書ききれません。💦
実際に私達もお手伝いさせていただくこともありました。客観的に見ると大変だなと思うのですが、かといって誰かがやってくれる訳でもないので、それが当たり前なのだと実感します。


私は実習で、山で暮らす人の想いに触れました。印象の変化というより、最初の景色がいい場所、素敵な場所という印象に実習を通して重みが増したように感じます。
綺麗な景観の裏側というか、様々な想いでこの場所を管理している人々の存在を「いい景色」という印象の裏に感じ取ることができるようになりました。
それが私の実習を通しての変化です。


長くなってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました!

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